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不定期更新になりました。月に1度は更新できると思います。

『小さいことにくよくよするな!』 読書日記

こんばんは竜之介です。

今日は読書日記を書きます。

私がとても好きな本です。


本のタイトルと著者
タイトル:小さいことにくよくよするな
著者:リチャード・カールソン
出版社:サンマーク出版

 


あらすじ
「小さいことにくよくよしない!」癖を身につけると、人生は100%完璧にはならなくても、あるがままの現実を抵抗なく受け入れられるようになる。
 
本書に書かれた戦略をためしてみれば、穏やかに生きるための二つのルールが身につく。
 
1.小さいことにくよくよするな。
2.すべては小さなことだ。
 
 

選んだきっかけ(読書の目的)
  • 全米で500万部以上
  • 日本では170万部突破のベストセラー本
  • 『小さいことにくよくよするな』というタイトル
  • 流通量の多さから古本市場で投げ売りされている点

「くよくよするなってどうしたらいいの?」
「文庫本サイズで250ページくらいなら読めるかも」

と思って鬱病の回復期に購入していたことを覚えています。
 

読書前の内容予想
『楽観的に生きましょう』
『小さいことは無視してもいい』
『くよくよしないためのアドバイス』

と言ったものが書いてあると予想していました。
 

要約(意訳)
ここに書かれた戦略を試すことで
穏やかに生きるための2つのルールを身につく

  1. 小さいことにくよくよするな。
  2. すべては小さなことだ。

この考え方を人生に取り込むことで
もっと穏やかで愛情豊かな自分を育てることができる。

くよくよしないためのアドバイスを
100項目用意したので読んでみてほしい。

小さいことにくよくよするな
しょせん、すべては小さなことだ。

だから、

くよくよする自分すらも、気にするな。
 

予想とあっていたか答え合わせ
『楽観的に生きましょう』
『小さいことは無視してもいい』
『くよくよしないためのアドバイス』

ということが書いてあると予想していたので
当たっていたと言えるはずです。

予想外だったのは、

ここまで読みやすいとは思っていなかったこと
100項目もアドバイスがあると思っていなかったこと。
 

考えた事(気づいたこと)
小さいことにくよくよするな
しょせん、すべては小さなこと
タイトルとサブタイトルが的確で
本の内容を表していると感じた。

20年以上前に出版された本なのに読みやすい。

くよくよした状態から脱出するための方法として

1項目あたり2~3ページの解説付きで
100項目わたって構成されているおかげで
読書になれていない人でも読めそうだという印象を受ける。

鬱の回復期で弱っていた時でも
特に苦戦することもなく読み切れたことから
読みやすい文章を意識して作られた本なのだと感じた。

普通の本を読めるくらい回復したと思えて
とても嬉しかったことを覚えている。
 

生活にどのように落とし込むか
穏やかに生きるための2つのルール

小さいことにくよくよするな。

すべては小さなことだ。

をふとした時に思い出すので
こんなルールがあるということは
頭では理解できているのではないかと思う。


心が平和であることが
生活の中でどれ程重要なことなのか

認識するたびに、

文中の戦略を実行・復習することで
生活の中に落とし込もうと思う。
 

どんな人におすすめか
自己啓発系の本をたくさん読まれている方には
目新しいことは書かれていないと感じると思うけれど

逆に言うと、

自己啓発系で支持されている内容が
網羅されている言っても過言ではない。

そのため、
  • こういった系列の本を読んだことがない
  • 悩んでいるけれど糸口がつかめない
  • とても落ち込む出来事があった
と言う方にオススメできる。

また、

小型の本で1項目が短いことから

本を読み切ったことが無いけれど
読み切って自信をつけたい。

と言う方にもオススメしたい。
 

おわりに
本の冒頭、

「はじめに」よりも前に書いてある
作者が娘に向けた言葉が私はとても好きです。

「はじめに」よりも前にあった文章を
「おわりに」で使うのもおかしな話ですが

好きな文章なので、ここで引用させてください。
 
この本を私の二人の娘、ジャズィとケンナに捧げる。
 
「小さいことにくよくよしない!」ことを
肝に銘じるのがどれほど大切かを、
彼女たちが教えてくれた。
 
君たちを心から愛している。
 
ありのままのきみたちでいてくれてありがとう。


・・・・

かっこいい。