私に似たあなたへ

不定期更新になりました。月に1度は更新できると思います。

月50冊の本を読む私の イマイチ頭に入らない本の読み方

こんばんは竜之介です。
 
先日、親知らずを抜きました。
 
血流をあげてしまったら
抜歯後の傷口を広げてしまうので
激しい筋トレは少し禁止されてしまいました。
 
休日なのにと思うと
非常に残念です。
 
休みの日に筋トレができないとなると
本を読むことになる訳ですが
 
本について

本は神聖なものじゃないのだから気軽に読んだらいい
ジャンクフード感覚で本を読むのは楽しい
と言う話以外していなくて
 
本の読み方について
あまりお話したことがなかったなと思ったので
 
今日は本の読み方について
 

この順番で話していきましょう。

 

読書の心構え

読書とは他人にものを考えてもらうことである。
1日を多読に費やす勤勉な人間はしだいに自分でものを考える力を失って行く。


ニーチェやアインシュタインに
影響を与えたとされている文章家兼、読書家
ドイツの哲学者 ショーペンハウエルの言葉です。

 
かみ砕くと、

本は不完全な人間が書いた物であり
お金と時間を使ってまで読むに値しないモノはたくさんある
 
作者の考えが至高だと鵜呑みにしてしまうと
自分で考える力を失うことになるので参考程度にしたらいい

みたいなことを言っているのかなと感じます。
 
ショーペンハウエルは18世紀の人ですが
現代においても、この言葉は中々的を得ています。
 
今でも5ページくらいで済む結論を
カルピスの原液を50倍以上に薄めた本が非常に多く
 
作者の考えを鵜呑みにしてコピーできたとしても
作者の劣化にしかならないのは確かです。
 
私がかみ砕いた言葉は覚えてなくて大丈夫ですが 

読書とは他人にものを考えてもらうことである。
1日を多読に費やす勤勉な人間はしだいに自分でものを考える力を失って行く。


このショーペンハウエルの言葉は
読書の大黒柱的存在になってくれるので
ぜひとも、心の片隅に置いといてもらいたいです。

 
・・・・ 
 

頭に入りやすい本の選び方

自分が何を知りたくて
どういう成果を得たいのか明確にして
自分の好奇心に従って本を選んで購入する 

これがベストな本の選び方です。
 
その衝動に従って本を開けば
すぐに本を読み切ることになります
 
途中でモチベーションが切れてしまったら
読みたいところだけ読んでポイしたらいいです。
 
原液を50倍以上に薄めた本が非常に多いと先程にいったように
好奇心を刺激されるページ数は本当に少ないです。
 
時間は有限なので本を途中で捨てた分
他の事に時間を使いましょう。
 
・・・・

イマイチ頭に入らない本の読み方


イマイチ頭に入らない本は
外的要因で読むことを強制された本です。
 
人間は何か強制されると
自分にとってプラスになることでも
無意識に反発して嫌になってしまうものなので
 
強制的に読まされる本は頭に入りづらいです
私は学校の本が大嫌いで一人でブチギレていました。
 
このやらされている感を解決するためには
自分の好奇心で本を読んだと脳に勘違いさせる必要があります

少し長いですが詳しく話して行きましょう
 
①本を手に取り、読むことで得られることを想像して興味を持つ

これを読むことで
 
私の人生はどう変わるのか
考えはどう変化するだろうか
仕事がうまくいくかもしれない

そのようなことに
頭を働かせて考えると
少しは興味が出てくるはずです。
 
本のデザインやタイトルは
そこそこ洗練されたものが多いので
手に取ることで興味が出やすくなります。
 
②目次に目を通して、さらに好奇心をガンガン煽る
 
今日私が読んだ本の中から無理やり例を出します。
(例として出すのに不本意なくらい、非常に面白かった本です)
 
「おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密」
この目次を見ながら

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/i/inumonekomosuki/20200906/20200906010642.png

そのばん勘定クラブって何?
役に立たない仕事ってあるの?
 
リーマンショック知ってる。リーマンブラザーズが経営破綻したやつだよね。
これを中学生くらいの人に話す設定ってどうするんだろう。
 
おカネの授業で戦争はたしかに外せないな。面白そう。
そもそもおカネを題材にした本なら何をするのにも役に立ちそう。
 
といった感じで好奇心を膨らませましょう

好奇心を持つ前に本を読みだすと
興味がある所も、ない所もわからないので
 
モチベーションも続きませんし
頑張って読み切ったとしても頭に入ってきません。
 
結局は時間の無駄になってしまいます。
 
③好奇心に任せて本を読む
 
以上です。

強制された本の場合は
自分の好奇心で本を読むんだ
と脳に勘違いさせて上書きするのが吉なんです。
 
①本を手に取り、読むことで得られることを想像して興味を持つ
②目次に目を通して、さらに好奇心をガンガン煽る
③好奇心に任せて本を読む
 
まとめたら短くなりますね。

あとは、2番目でお話したように
モチベーションが無くなってしまったら
興味のある所だけ読んで捨てたらいいです。

資格の本とか全部覚えないといけないもの以外ですけどね。
  
・・・・

心苦しいので最後に懺悔します。
 
私は強制されて本を読むことが数年なくて
興味があるものしか読まないので
 
全く興味のない状態の本を相手に
この3番目のテクニックを使ったことがないんです

目次を読むと好奇心を刺激する
効果があるのは確かなんですけどね。
 
それと、
 
「おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密」
 
これは面白いので読んだ方がいいです。(強制する)
 
この本はAmazonPrime会員なら無料で読めるので
追記:9月6日0時確認時点で無料で読めなくなっていました
 
強制された本を読む練習とテクニックの有効性
を確かめるのに良いかもしれません。
  
もう少し話したかったのですが
まだまだ本の読み方について長くなりそうなので

今日はここまで。

次回も本の読み方の話をしましょう。
 
読書について 他二篇 (岩波文庫)

読書について 他二篇 (岩波文庫)

 
読書について

読書について

  • 作者:小林 秀雄
  • 発売日: 2013/09/21
  • メディア: 単行本