私に似たあなたへ

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鬱の緩和のために、自分史を書いた話

こんばんは竜之介です。
 
気まぐれにPCの中身を整理していた所
書きかけの自分史を見つけました。
 
鬱の症状が強かった時に
『自分史セラピー』という言葉を聞いて
藁にもすがる思いで書いていたものです。
 
見返していて当時のことを思い出すと
自分に合っていたのか効果的だったなと思ったので

メンタルが弱っている時には
自分史というものを書いてはどうですか?

という話をしたいと思います。
 

自分史とは何か
 
自分自身の生涯の出来事を文章化したものが自分史と言われるものです。
 
書き方としては

年表に覚えている体験や経験をを箇条書きして
その箇条書きを元に誰かに読まれるとを想定した文章を書く
 
というやり方が一般的で

キャッチコピーとしては
生きている意味に悩んでいるあなたへ
自分を好きになりたいあなたに書いてほしい

自分史は、

生きがいを取り戻すきっかけになり
埋もれている自分を探し当てることができる
自分の体験を客観視して捉えなおすことができます。
といったような感じでしょうか

その歌い文句が当時の私にピンポイントで刺さり
鬱の治療に良いんじゃないかと気力を振り絞り自分史を書いていました。
 

自分史を書くメリット
 
私の場合は、
 
結果的に2万字を書いたものの
途中で終わってしまったわけですが
 
作成中は強い落ち込みはなく
心なしか症状が安定していたので

ライティングセラピーと言いますか
思い出すことで回想法のような癒しの効果があったのだと思います。
 
何よりも後で読み返したときが楽しくて

しないといけないことがあるのに
1時間くらい自分史を読んでいたという事が
平気で起きてしまうくらい読み返すときが楽しいのです。
 
たとえ織田信長の自叙伝が目の前にあっても
軽く飛ばし読みをして終わりになるでしょうが
 
自分のこととなると書きかけであっても面白いのです。
 
人は自分のことに一番興味がある生き物なのだから
当然と言えば当然なのかもしれませんが

自分は自分のことが好きで興味を持っている認識できるツールとして
自分史を作成しておくことは意義のあることだと感じます。
 

自分史を書く時間がない場合の提案
 
自分史を書くには非常に時間がかかります。
 
弱っていた時に書いたといっても
私の場合は2万字書くのに1週間はかかっていました。
 
1週間も鬱の嫌な気持ちから逃げることができた
と表現すると悪くない気がしますが
 
時間がかかるのは事実です。
 
もっと手ごろに自分史セラピーのような効果を
得ることができないかと考えると
 
上手に話す方法といった内容の本によく書いてある
好きな動物はなんですか?
好きな食べ物はなんですか?
好きなスポーツはなんですか?

 
といったような質問をされたと想定して

その題材に対して1分間は喋れるようになりなさい。
といったようなトレーニングを少し弄って
 
  • 思い出を語らせる質問
  • はじめての体験を語らせる質問
 
この2つの種類に質問に300文字以上で答える
このようなある種の縛りを入れて答えることで
自分史セラピーに似た効果が得ることができると思うんです。
 
質問の例をだすと、
 
  • 春の思い出を教えてください
  • 誕生日の思い出を教えてください
  • 忘れられない思い出を教えてください

  • 最初に読んだ本はなんですか?
  • はじめて成功した体験を教えてください
  • はじめて嘘をついたと覚えていることはなんですか?

こういったような質問を作って答えるのです。
 
文章量にもよりますが質問形式であれば
今、例として挙げた6つの質問に答えても3時間もかからないです。
 

 まとめ
 
メンタルが弱っている時に
自分史セラピーを試したら一定の効果を実感できた。

書いた後も楽しめるので

自分史を書いてみるのはどうでしょうか?
時間がなければ例としてあげた6個の質問にだけでも考えてみませんか?