私に似たあなたへ

不定期更新になりました。月に1度は更新できると思います。

退屈な会話を 30%くらい楽しくする方法

こんばんは竜之介です

 

人間はストーリーが好きだから
誰かに何かを使えたいならストーリーを加えよう

 

と言う話をしたいと思います

 

「どうしてで急にこんな話を?」

 

ここ数か月メンタル系の話をよくしていたので
当然の疑問だと思います

 

理由が二つあります

 

1つ目の理由は

 

私から積極的に読者登録してることもあり
読者登録し返してくれる方がよくいらっしゃるので

 

意識してブログ等に応用すると
楽しんで読んでくれる人が増えるかもみたいな感じで
ブログを書いている方に役立つような記事を書きたいと思ったから

 

2つ目の理由は

 

大学のときのノートが出てきまして
講義が面白くなさ過ぎて大学に行くのが辛くて
単位を落としに落としたことを思い出したからです

 

どう面白くないかと言ったら

 

1回の講義に5000円くらい払っているのに
教授が教科書をブツブツ読んでいるだけで
話しにストーリーが全く出てこないせいか

 

これが高等教育機関ってどういう風に高等なの?
と疑問に思わずにいられないくらい
とにかく面白くなかった

 

そんなことを思いだしたからです

 

と言う訳で今回は
ブログの記事作成に使えそうな

 

人間はストーリーが好きだから
誰かに何かを使えたいならストーリーを加えよう

 

と言う話をしたいと思います

 

早速話していきましょう

 

そもそもストーリーは力を持っているんです
特に実際に経験したストーリーは強い力を持ちます

 

具体的に何が力なのかと言うと
共感を生み出す能力が付加されることが大きいです

 

言葉で説明する能力に自信がないので

 

ストーリーを加えるとすごいんだぜ
という具体的な例を2つと

 

ストーリーを加えることで
あのつまらなかった哲学の講義は
聞ける程度の講義になるかを実践するので

 

使えそうだと思ったら使ってください

 

説明する能力に自信はありませんが

 

ストーリーを加えて話すと30%くらい
面白い話になる自信はあります

 

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まず最初に
昔話の花咲かじいさんを例に出しましょう

 

むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。

 

 二人は子どもがいなかったので、シロというイヌをとても可愛がっていました。
 ある日、シロが畑でほえました。

 

「ここほれワンワン、ここほれワンワン」
「おや? ここをほれと言っているのか。よしよし、ほってやろう」

 

 おじいさんがほってみると、
「ややっ、これはすごい!」

 

 なんと、地面の中から大判小判がザクザクと出てきたのです。

花咲じいさん <福娘童話集 きょうの日本昔話>

 

 

おじいさんとおばあさんが
犬のシロ可愛がっているを様子は思い浮かびましたか?

 

このようにストーリーを読むことによって
人間は具体的な情景をイメージできるようになり

 

犬のシロちゃんかわいいな
大判小判がザクザクってすごい!

 

と言ったような共感が生まれます

 

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2つ目のの例としては
この人間はストーリーが好きという考え方は
ストーリーテリングと言う名前でビジネスでも使われていて

 

ソフトバンクのCMのお父さん犬とか
AUのCMの桃太郎とか印象に残っていると思うのですが

 

これの場合もCMにストーリーを加えることで

 

記憶に植え付ける
共感を生まれさせる
ストーリーが終わるまで釘付けにする

 

と言う効果を実践しているのでわかりやすい例かなと思います

 

---

 

最後は

 

ストーリーを加えることで
あのつまらなかった哲学の講義は
聞ける程度の講義になるかを実践してみましょう

 

元の講義はこうです

 

講義2つ分
大体180分を使って

 

「哲学の誕生」から
「ソクラテスは問答法というの開発した」
と言う予習してきたらわかる内容で本当初心者向け
なんだなと思える内容まで

 

教授が教科書をダラダラ読んでやっていたのを
ストーリーを加えて話してみましょう

 

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今日やる講義の内容をザッと説明しますと

 

ギリシャで2500年くらい前に哲学が生まれたと言われています

 

そこでは様々な民族がごちゃまぜになってたため
それぞれの民族はそれぞれの神話を信じでいるために
結局どれが一番正しいのかわからない状況になっていました

 

そこに疑問を呈した
「最初の哲学者」タレスは
この世界は水で出来てる理論を発信しました

 

水で出来てる理論は
「そんなわけないじゃん」と
周囲に受け入れられなかったんですけど

 

神話的説明しかされていなかった世界の起源について
世界を合理的に説明する行為をはじめて試みた人と言うことで

 

タレスと言う人物が
「最初の哲学者」と呼ばれるようになりました

 

この「世界を合理的に考える」と言うことが流行って

 

世界は数でできてる
世界は火でできている
世界は粒でできている等

 

と言ったような説明で世界を語ろうとする
今でいう哲学者が続出することになりました

 

そのあとソフィストと言う
論破することしか考えていない論破マンが流行して
人気のあるソフィストは1回の公演で軍艦を買えるくらいもうかりました

 

でも彼らは
「三大哲学者」ソクラテスによって淘汰されます

 

どうやったのかと言いますと

 

ソクラテスは「問答法」と言うのを開発して
逆にソフィスト達を徹底的に論破してソフィスト達の存在意義を奪いました

 

論破で勝てなきゃ儲からないし
ファンも離れていくみたいな感じですね

 

でもその問答法と言うのが

 

人の揚げ足を取りまくり
相手の矛盾や無知を指摘し
煽り散らかすものだったので

 

様々な人の反感を買って
殺されてしまいました

 

大量にお金を稼いでいたソフィストの
食い扶持を潰してしまったことになるのだから

 

残念ながら自然の流れだったのかもしれませんね

 

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これが今回やる講義の内容です
「最初の哲学者」とかカッコイイと思いませんか?^^

 

そういう感じの内容の講義を今からやっていきます

 

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どうでしょうか
少しは哲学を面白く見れましたか?

 

こんな感じで講義で行う話を
最初にザッとストーリーとして話してくれたり

 

合間合間に小話を入れたりとかしたら
教授が教科書を読むだけよりは面白くなりそうですね

 

人間はストーリーが好きだから
誰かに何かを使えたいならストーリーを加えよう

 

特に自分の体験したストーリーは強い力を持っている

 

意識してブログにも応用すると
楽しんで読んでくれる人が増えるかも

 

と言う話でした。

 

偉そうに言いましたが
私もあまり実践できていないんですけどね

 

 

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