こんばんは竜之介です。
日本のことわざに「逃げるが勝ち」と言う言葉がありますが
ボロボロになって前職を辞めるまで
私はこの言葉を全然わかっていませんでした
辞書に書いてある意味はわかっていました
無駄な戦いや愚かな争いなら避けて逃げるほうが
結局は勝利や利益を得られるということです
私がわかっていなかったのは
上手に逃げる方法と上手に戦う方法です
今回の記事ではその話をします
逃げ方と戦い方を間違えてはいけない
だから逃げるスイッチを用意しようと言う話です
ここから私の話をさせてください
逃げ方を間違えてずっと苦しみ続けている話です
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5年以上前のことです
当時の私は仕事に対して
限界ギリギリまで逃げたらダメだと思っていました
けれどそれは間違いでした
いざ逃げようとした時エネルギーが枯渇して
正常な判断ができなくなっていました
限界ギリギリでは遅かったんです
血便や目の震え幻覚幻聴が2週間でも続いたら辞めるべきでした
私は症状が出てから半年以上耐えてしまいましたが
あのままなら最悪、自分が死ぬか他人を殺すことになっていました
戦い方だってそうです
正常な判断ができない状態で
証拠集めから違法性を指摘した請求書の作成を全て1人で行い
夢うつつのような頭で敵ばかりの企業に乗り込んで行ってしまったのです
結果大敗北
危害を加えた企業に大ダメージを与えたかったのに
1対6の多勢に無勢で丸め込まれてしまい
請求金額の半分以下かつ違法性を口外しないと言う
契約書に判子を押すことになりました
前職を辞めて5年以上が経った今でも
はらわたが煮えくり返るほどの怒りがこみ上げてきます
人を裁くのをやめ、許すことができれば、心は安らぐ
弱い人は復讐する。強い人は許す。賢い人は無視する。
と言う言葉があるのも知っていますが
私は賢人でも聖人でもないし無限に強くなれるわけじゃない
1000万円盗まれたけど彼らにあげた
と思えるような高尚な精神だって持ち合わせていない
前職の事を思い出すたびに
お前はちっぽけな男なんだぞと事実を突き付けられます
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全員が
上手な逃げ方を知っていれば
上手に戦う方法を知っていれば
私も心を壊すまで働くことはなかったし
毎年日本で仕事を理由に2000人以上自殺することはないでしょう
上手に逃げて上手に戦うためには
もっとズル賢く生きなくてはいけないし
アニメ『ルパン三世』のルパンのように
上手な逃げ方をわかっていないといけなかったんです
冷静に考えれるうちに
どうなったら逃げると決めておかないといけなかったんです
そういった失敗と後悔もあり
私は逃げるスイッチを事前に決めるようになりました
具体的には
・血便や目の震え幻覚幻聴が2週間でも続く
・逃げずにいても好転しそうにない
そんな時にスイッチを入れます
このスイッチは好きな時に追加していいです
フワッとしたスイッチですが
「あっ、スイッチ入ったから逃げよう」
と思考停止で逃げれるのが本当に楽なんです
ゲームと同じで逃げるのに失敗して続けるとダメージが蓄積して
ゲームオーバーになってしまうのでそうになる前に
はやめに逃げたら負けなしです
逃げて
体力が回復したときに
レベルが上がったときに
また戦えばいいんです
ダメージを蓄積した状態で戦うのは無謀なんです
逃げ方と戦い方を間違えてはいけない
だから逃げるスイッチを用意しようと言う話でした。