こんばんは竜之介です。
5日前に『聖なるズー』
と言う本を友人から紹介されました
動物性愛者
いわゆるズーフィリアについて
書いた本と言われ心惹かれました
動物と人間がセックスをしている獣姦物の
動画や画像、漫画を好んで探した時期もあるからです
その頃を思い返してみれば
性的興奮よりも先に
言葉で言い表せない好奇心
のようなものを強く刺激されたことを覚えています
当時も今も言葉で表現できなかった
好奇心のようなものの正体がわかるかもと思うと
関係するジャンルについて取り扱った本があると思うと
ついマウスが動かして注文をしていました
記念すべき今年初めて購入した本は
『聖なるズー』になりました
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2日程経ってポストに届いていた本の包装を外して
一気に読んで1日経って再度読み返しました
私にしては短期間で同じ本を読み直すことは珍しく
それ程面白いと感じる
新たな発見と感性に触れることができる作品でした
まず素晴らしいと感じたのがプロローグ
大学生の時の筆者が性暴力・DVを受けた体験
「人間と動物とのセックス」について研究をするようになった動機を語ります
ただの興味本位でこのジャンルに触れた訳ではないことがわかる
読者を引き付けるのに効果的な良いプロローグでした
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内容にしても
動物性愛者に感じる一種のねじれの正体は何か
動物性愛者はどうセックスと向き合っているのか
動物性愛者撲滅主義者の動物保護団体のスタッフとの話
ドイツの携帯もつながらない田舎町で
動物性愛者の男性の自宅に何泊もして
文字通り寝食を共にして行った取材内容
性暴力を受けたトラウマも癒えていないにも関わらず
その行動に移した時の筆者の心境
筆者のように信頼関係を築き上げなければ
一生知らなかったかもしれない話
等々
興味深いものばかりでした
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私の性癖を変な方向に捻じ曲っている
理由がわかったのも収穫でした。
私は不気味なみみず男に近いのでしょう。
正直人を選ぶ内容だと思いますが
私にとっては良い買い物をしました
今年初めて購入した本が
『聖なるズー』でよかったと思います
あなたも興味があれば読みましょう