私に似たあなたへ

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発達障害者にとっての敵は何か?

こんばんは竜之介です。

 

4日前にこの本を読みました。

なぜ「発達障害」はバカなのか
中々攻めたタイトルです

 

煽り過ぎなタイトルの方が目に付きやすい
と言うテクニックを実践したのでしょう

 

当時者なこともあり惹かれるタイトルだと思いました

 

内容にしても
発達障害だとギリギリ診断されない
グレーゾーンな人の方が本当に苦しんでいる

 

自助会や当事者会はただのなれ合いの場になっている
現状を改善することに繋がっていないのではないか

 

雇用の道を作り出す、自らの価値を作るために
どれだけの発達障害者が動けているのだろうか?

 

就労支援事業所に通ったことがあり
50人ほどの発達障害者と話した私
当事者としての私からしても

 

ああ、そうだろうね
確かにその面は大きい
と感じるような内容が多く書いてありました。

 

そして、面白いと感じる新たな発見も書いてしました。

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ピンクリボン活動のように、発達障害者は自らの啓蒙活動を一致団結して取り組んできたかと言われると正直首をかしげざるをえない。

 

乳がん患者にとっての最大の敵は「死」である。
あるいは生き延びた後の「社会からの偏見の目」でもあるだろう。


病気に負けず、生き抜き、自分の体や人生に誇りを持つこと。

 

彼女たちの「なりたくない未来(敵)」と「こうありたい姿(理想)」は明確だ。

 

では、発達障害にとっては何が敵なのだろう?

そして理想はどんな姿だろう?
(本文から引用)

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確かに発達障害の私にとっての
最大の敵は「死」ではない

 

こちらから言わなければバレないので
「社会からの偏見の目」でもない

 

「発達障害でない人」も特に敵とは思わない

 

こうありたい理想の姿も
「すぐには死にたくない」
くらいしか思い浮かびません

 

本文にある通り症状も傾向も特徴も度合いも違う
明確な敵も理想の姿もわからない人達が集まっても
ピンクリボン運動のように団結できる訳がありませんね

 

自分にとっての敵や壁は考えた事はあっても

 

発達障害者にとっての敵は何か
発達障害者は何が理想の姿なのか

 

と言う発想自体がなく考えもしませんでした

 

本を1冊読んで1つも新しい発見がないことが多いことを考えれば
とても意義のある本だったと思います

 

たった43ページと言うのも良かったです

 

10倍に薄めたような引き延ばし
無駄に長い自分語り
共通認識の確認
繰り返し

 

がない本と言うだけで価値があります。

 

43ページと言う短い本でも出版できるようになった
Kindle 電子書籍の普及と言うのも一因なのでしょう

 

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