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なぜ、ピーターラビットの栞や図書カードが多く発行されているのか

こんばんは竜之介です。

買ったまま寝かせていた古本を読んでいたところ
ピーターラビットの栞が床に落ちました。

古本を買うとよくあることです。

栞自体は適当な場所に置いてしまったり
それ用の箱に入る訳ですが

特定の栞が全体の3割を占めていることに気づきました。

もちろん、

話の流れから分かるように
ピーターラビットの栞が3割です。

可愛い絵柄に加えて
厚紙で比較的しっかりしているので
私がほぼ捨てていないせいもあるでしょうが

中々の割合だと感じました。

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今日の話はそこから派生します。

ピーターラビットの栞とか図書カードを
たくさん見かけるのはどうしてだろうという話です。

まず、

『たくさん見かける』としましたが
それが事実なのが調べることにしました。

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栞について

紙製のピーターラビットの栞のほとんどは
日本図書普及(株)という図書カードを発行している会社が発行しており

このサイトを見る限り少なくとも1997年から発行されていて
2022年現在でも新しいものは発行され続けています。

よって、

20年以上発行し続けている事実から供給量的には
ピーターラビットの栞を『たくさん見かける』と言っても違和感がありません。

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次は図書カードについて

先に話したように日本図書普及(株)という会社が発行しており
 
ピーターラビットシリーズは
1993年12月に発行開始となっていて
現在も新しいシリーズとして発行されているとあります。

先に貼り付けたサイトを見るとわかるのですが
ピーターラビットシリーズの充実さがすさまじいです。

他のシリーズが精々2~4種類なのに
現在発売中のも含めて20種類もあります。
(ちなみに次に多いのは12種類で柴犬)

この充実具合から察すことが出来るように
ピーターラビットの図書カードは『たくさん見かける』と言い切って問題ないでしょう。

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たくさん発行されている事実はわかったので
次は、なぜこんなにも発行されているのかを調べます。

「累計発行部数がずば抜けているからだろう」
と目星を付けていたのでまずはそれを調べました。


世界110カ国(35カ国語)
累計発行部数2億5000万部
日本語版においても1300万部
これがピーターラビットの紹介に書いてありました。

ハリーポッターの累計発行部数が5億部で
世界200カ国(70カ国語)となっているらしいので

その2.5億部でも十分に凄まじい数字です。

ハリーポッターは小説
ピーターラビットは絵本なので
比較対象としてふさわしくないかもしれませんが

2.5億という数字と比較できそうなものが
思い当たらないので仕方がありません。

寛大な心で許してください。

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日本国内の絵本の発行部数について

「ぐりとぐら」シリーズが累計2400万部
「ぐりとぐら」誕生50年、点字絵本を発行: 日本経済新聞
 
「ノンタン」シリーズが累計3360万部
偕成社の大人気絵本「ノンタン」45周年 都営新宿線にノンタンの吊革が出現: J-CAST トレンド

これも比較対象が凄まじいので
分かりづらい気がしますが

それらと比較しても

ピーターラビット日本語版が1300万部以上
というのは十分凄まじい数字に思えます。

以上のことから、

『累計発行部数がずば抜けている』
という予想も外れてはいなかったのだと思えます。

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ピーターラビットの図書カードや栞が多い理由について

最後に思い当たるのは、

・ピーターラビットの絵柄
・キャラクターイメージ

この2つが図書カードや栞のイメージと一致していた事でしょう。

先に例として挙げた

『ハリーポッター』『ぐりとぐら』『のんたん』
といった絵柄の書いてある図書カードや栞が欲しい気持ちもありますが

ウサギのキャラクターが可愛らしい足を広げて
静かな森の中、自然の中で本を読んでいるような
ピーターラビット×本の組み合わせより良いイメージが湧きません。

長い歴史、読書のイメージに合う優しい絵柄も含めて

図書カードや本の栞といった本の販促キャラクターとして
ふさわしいのはピーターラビットなのでしょう。

という結論に至った。